外資系製薬企業での学び
本インターンシップでは錠剤製造に関わるデータ解析業務に取り組んだ。専門分野とは異なる領域であったが、これまでの研究で培ったスピード感をもってトライアンドエラーを繰り返す経験を活かし、与えられた課題に向き合った。解析にあたっては、実験担当者の要望に合致した形で結果を提示することを意識し、綿密な打ち合わせと結果の示し方を工夫した。また、思うような結果が得られない場面では、国内外の専門家と議論を重ね、データの見方や前提条件を見直すことで課題の本質を捉える経験ができた。限られた時間の中で理想と現実のバランスを取りながら進める企業研究の進め方や、専門や立場の異なるメンバーと役割を意識して協力する重要性を学んだ。自分の知識や経験をどのように活かすことができるかを考え、色々なアプローチを試すことは非常に面白かった。本経験を通じて、専門外の分野であっても、自身の知見を結びつけて価値を出す姿勢の大切さを実感した。また、国外の方と深い議論を行うには、より語学力を高め、自らの考えを過不足なく伝えることのできるようになる必要があると強く感じた。
