【連載】2022年度研究インターンシップ参加学生の声(第5回:後輩へのメッセージ後編)

2022年度に研究インターンシップに参加した学生からいただいた体験談(抜粋、一部改変)を連載して紹介します。

今回も、研究インターンシップ参加者から後輩へのメッセージです。以下のような声が多かったです。

研究インターンシップの独自性

・修士の頃に別の人材紹介サイト経由でインターンシップに参加したことはありましたが、研究開発に関するインターンシップは通常の就活では見かけませんし、参加期間もとても柔軟に対応していただきました。個人的には得るものが多く、とても楽しい時間を過ごさせていただきましたので是非参加してみてほしいと思います。(大阪大学D2)

・研究型インターンはかなり自由な環境の中に研究できるので、形に拘らず思う存分に今まで学んだことを応用したほうが良いと思う。(筑波大学D2)

・企業で研究者として活躍しようと考えている方だけでなく、アカデミアで活躍しようと考えている方も是非参加してみてください。自身のキャリア形成について向き合う良い機会となります。(九州大学D1)

・長期インターンシップへの参加は、1dayなどの短期インターンシップに複数参加するよりも、深い学びが得られることは間違いありません。普段の研究活動との両立は大変かと思いますが、就職活動にとって、ひいては、自身のキャリア形成にとって、より深い視点で考えるきっかけになると思うので、ぜひ検討してみてください。(神戸大学D1)

挑戦する・積極性

・私のスキル不足や、やりたくても全くかかわりのない分野で仕事をすること自体が右も左もわからず、途中はインターンシップに応募することさえあきらめていました。別の用事でキャリア相談に行ったときに、ちょっと興味あるんですよね、と言ったほんの一言から、インターンシップに参加することにつながりました。大仰な意志はなくても大丈夫です。考えているのであれば、フラッと相談しに行ってください。(奈良女子大学M1)

・やってみたいという気持ちと熱意さえあれば、企業の人がサポートしてくれるのでぜひ挑戦してみてください。(九州大学M1)

・挑戦したい気持ちがあり、学生という立場に甘えず、しっかりと自分の意見を持ち、発言し、傾聴することが出来れば、自分が思う以上の成果を得られると信じている。(九州大学M1)

・動機をしっかりと持ち準備さえしていれば、参加して後悔するようなことはまずないと思うので、勇気を出してチャレンジしてみて下さい!(九州大学M1)

・Don’t be afraid to get out of confort zone. Don’t be shy to communicate. Don’t hesitate to try. (東京工業大学D1)

早めのアプローチ

・長期のインターンシップの場合には、期間の設定が難しくなるため企業や大学への早めのアプローチを心がけておくと良い。企業の方と個別に相談したい場合はC-ENIGNEが主催する「学生と企業の交流会」イベントに参加することを強くお勧めする。(大阪大学D2)

・博士後期課程の学生においては、博士限定採用を学士・修士に先立って行っている企業が多いため、早期のインターンシップ参加を薦める。(大阪大学D2)

積極性とスピード感が重要だと感じた。少しでも興味があるのであれば企業だからと気後れすることなくアプローチをかけ、情報収集する必要性があると思う。また企業側からの募集はすぐに埋まってしまうことがあるので、準備を整えておく必要もある。(東京工業大学D2)

インターンシップ前のアドバイス

・積極性や場の読み方等は一日にして成るものではないと思うのでインターンシップに限らず様々なコミュニティでいろいろな立場を経験することをお勧めさせていただきます。(奈良女子大学M1)

・私は2か月インターンシップに参加しました。当初はかなり長期で心配だったのですが、実際に終えてみるとあっというに感じました。インターン前に目標を明確にもって参加されるとよいと思います。(京都大学D2)

・研究である程度まとまった報告を出すには3週間では少し短いかもしれません。(九州大学M1)

・自分で研究の進捗度合いを見極めていろんな人に相談してから参加するのが良いと思います。自分の中でなぜこのインターンシップに参加したいのかの理由が明確に存在し、それを受け入れ先にうまく伝えることができたら非常に良い経験を積むことができるのではないかと思います。(奈良女子大学M1)

・大学側の方にも、企業側の方にも、手厚く支援していただき、実習を終えることができた。迷っている場合はコーディネータの先生などに積極的に相談すると良いと感じた。(九州大学M1)

インターンシップ実施のアドバイス

・宿泊先については事前に確認しておくと,準備する際の参考になります.体調管理について,インターンシップの期間と場所によっては,気候が大きく変化することがあるため,柔軟に対応できるよう服装を準備する方が良いと思います.(大阪大学D2)

・分からないことがあったら誰でも気軽に聞けますし、結構年が離れている先輩でも話しやすいので、インターンシップの期間非常に過ごしやすいです。(東京工業大学D1)

次回は、参加して良かったことについて紹介します。

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