日本の明日を築く〈新しいインターンシップ〉のかたち

中長期研究インターンシップで産学の連携を強固なものにしてイノベーションを創出します。

産学協働イノベーション人材育成協議会は、中長期研究インターンシップの実施をとおして、産学連携による「人の交流」での人材の育成と、「知の交流」によるイノベーションの創出に貢献します。

本インターンシッププログラムがめざすもの

イノベーションの創出につながるようなインターンシップを実現します

将来性があるもののリスクが高く取り組めなかった研究など、研究現場に新たな発想を取り込むことができ、企業にも多くの有益性を含んでいるといえます。企業は、学生たちの知見を得ると同時に、萌芽的研究領域の探索をおこなうことが可能です。

高いモチベーションの学生を受け入れることは、インターンの学生を指導する企業の研究者などにとっても刺激になり、よい経験になったという声があがっています。

大学と企業の「知の交流」によって、産学の連携を強固なものにします

幅広い大学の中から専門性の高いインターン生を受け入れることができるだけでなく、企業と大学研究室が連携するためのきっかけづくりにも活用いただけます。すでにインターンシップを契機とした企業と大学の共同研究も始まろうとしています。

協議会が仲介し、学生と企業がWin-Winの関係になるようなマッチングに努めます

大学に配置されたコーディネーターが学生・大学教員と企業とのパイプ役を果たし、適切なマッチングをおこないます。インターンシップの内容や時期を調整し、学生・企業にとって有意義なインターンシップになるよう、個別のケースの条件や特性を考慮し、ていねいなマッチングに努めます。

企業と大学がつながるシステム IDM

学生/教員と企業のパイプ役を果たし、適切なマッチングを実施

IDMシステムは、当協議会の会員企業、会員大学が有する膨大な情報と人材の交流を目的とした「研究開発実践型インターンシップのオンラインマッチングシステム」です。これまで1社と1校でおこなわれていた企業と大学の交流は、このシステムを利用することで、会員企業と会員大学によるマルチ交流が可能となります。

IDMシステムでできること(企業の方向け)

全会員組織における交流

全会員企業と全会員大学との交流システムに参加できます。また、互いの研究テーマを検索し、同じテーマについて研究している組織同士で連携することも可能です。

インターンシップ募集案件の登録

閲覧した院生から応募などのアクションを受けられます。

登録されている院生の情報の検索および閲覧

本事業に参画している大学の博士/修士課程に所属する院生の研究分野や個人情報が登録されており、会員企業は、これらのデータを自由に検索/閲覧することができます。

「キーワード」、「大学名」、「研究テーマ」等での検索が可能です。

※インターン面接確定までは一部の個人情報は非公開扱いとなっています

気になる院生にコンタクト

気になる院生がいた場合は、大学コーディネーターを経由して個別にメッセージのやり取りをすることが可能です。

管理機能

応募受付からインターンシップ決定までを管理することができます。

ご参画について

company-sanka

詳しくはこちらのページでご確認ください。

K-CONNEXと連携し、ファーストコンタクトプログラムでシーズを発掘

京阪神次世代グローバル研究リーダー育成コンソーシアム(K-CONNEX)は、文部科学省の人材育成事業にもとづき京都大学、大阪大学、神戸大学をコア機関とし、次代の指導的研究者の育成を目的として設立されました(事務局:京都大学次世代研究創成ユニット)。

本協議会(C-ENGINE)はK-CONNEXと協力し、准教授・助教レベルの優秀な若手大学研究者と企業研究者が接点をもつ機会として、「ファーストコンタクトプログラム(研究紹介セミナー)」を実施しています。企業研究者にとっては、アカデミアの先端的な「知」を得られるだけでなく、基礎研究に潜んだシーズを発掘する絶好の機会となります。

若手研究者を介した知識の循環

大学研究者・企業研究者双方にとってメリットをもたらすファーストコンタクトを提供します。

企業のニーズを大学に伝え、基礎研究から発掘したシーズを企業に提供します