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研究インターンシップの流れ
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⑩補足:有給・ジョブ型・実施形態について

研究インターンシップの実施形態

C-ENGINEの研究インターンシップは、企業・学生・大学の合意のもとで、ケース毎に柔軟に設計されるプログラムです。そのため、実施形態も一様ではありません。無給/有給、短期~長期、対面でもハイブリッドでも完全オンラインでも、さまざまな形での実施が可能です。

重要なのは、形式や言い方にのみに引っ張られるのではなく、その学生、そのテーマ、その企業にとってどの形が最も無理なく、意味のある実施とできるか、を考えることです。

インターンシップ実施時の日当または手当について

無給で研究インターンシップを実施いただく場合は特に、学生が参加することによってかかる食費、交通費、宿泊費などの実費について、企業側の社内規定に沿う形で支給いただくようお願いしております。協議会では日当または手当、交通費、宿泊費に関する規定を特に定めていませんが、学生の負担をできるだけご考慮・ご配慮いただきますようお願いいたします。IDMにテーマを掲載いただく際、待遇欄にて明記いただけると、学生も安心して応募・参加が可能となります。

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有給での研究インターンシップ実施について

近年、学生・企業間で雇用契約を締結し、有給で研究インターンシップを実施する例が増えてきています。有給の研究インターンシップは、学生にとって以下のような意義があります。

  • 研究インターンシップに参加するモチベ―ションとなる
  • 長期間での参加のモチベーションとなる
  • 経済的側面での不安が低下する
  • 研究活動として真剣に関わる機会として受け止められやすい

企業側にとっても、有給にすることで

  • 学生が一定の責任感を持って参加しやすくなる
  • 社員と同等の取扱いにより研究開発を安全に進めやすくなる
  • 実施条件の明確化がしやすくなる

といった面があります。

一方で、雇用契約を締結した有給研究インターンシップは、基本的にインターン生を労働者として扱うことになるため、労働関係法令が適用されます。社内での規定がない場合には社内規定整備から始めることになりますのでご注意ください。

参考:C-ENGINE研究インターンシップにおけるインターン生の労働者性にかかるガイドライン

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ジョブ型研究インターンシップについて

ジョブ型研究インターンシップは、博士後期課程学生対象、有給、原則2ヶ月以上、大学の単位認定要といった、限定された条件下での研究インターンシップです。C-ENGINEでも同様の形式で募集いただくことが可能です。

ジョブ型は、テーマが比較的明確で、一定期間特定の職種でしっかり取り組んでもらいたい場合に適していると言えますが、一方ですべての研究インターンシップをジョブ型にする必要はもちろんありません。

なお、C-ENGINEでは、上記条件を必ずしも満たさなくとも、学生・大学・企業が合意すれば研究インターンシップを実施いただけます。まずは可能な形式での研究インターンシップから始めていただき、将来的にジョブ型へ拡張、テーマに応じて形式を使い分けるといった方針・考えも十分有効です。どうぞご検討ください。

参考:【文部科学省】ジョブ型研究インターンシップ実施方針(ガイドライン)

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インターンシップ実施期間についての考え方

C-ENGINEで実際に実施された研究インターンシップの期間は、テーマや条件によってさまざまです。最も多いのは1~2か月程度の実施ですが、教育期間を多く設ける必要がある場合や、成果への期待によっては2~3カ月またはそれ以上の実施が望まれます。

短期実施の特徴としては、
まずは試行的に受け入れたい、学生との相性を中心に見たい、探索・調査・整理型のテーマに取り組んでもらいたい、という場合に向いていると言えます。
この場合、実施内容としては、文献レビューや技術調査、論点整理・仮説出しなどが中心となると思われます。

一方中長期実施の特徴としては、
より深くテーマに関わってもらえる、実験・検証・改善のサイクルを回しやすい、学生がより深く企業文化・企業の研究文化を理解する、双方の理解深化に直結する、といった利点があります。

実施期間が長くなると、学生側の負担が大きくなり調整が必要となってきますので、開始前にしっかりすり合わせをおこなうことが重要です。

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オンライン・対面・ハイブリッドの考え方

研究インターンシップは、テーマによってはオンラインを活用いただくことで、企業・学生双方の負担を低減しながら中長期の実施を可能にします。

文献調査、技術レビューやデータ解析、資料作成や仮説整理、一部のシミュレーション・計算科学系テーマは、オンライン活用も十分考えられます。一方で、オンライン活用の場合には、オンライン中の対話不足・相談しにくさが生じないような対策が必要となるでしょう。たとえば相談ルートの明確化や連絡頻度を決める・ミーティングを定例化する、などが考えられるでしょう。

学生自身が、せっかくインターンシップに参加するのであれば対面で参加したいという希望をもつケースも多いため、学生の希望と、企業内でご対応いただく担当者の皆様の状況等を加味し、調整いただければと思います。

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C-ENGINE事務局では は常に役に立つコラボレーションをお届けし、会員企業の皆さまよりのご相談をお受けしております。 研究型インターンシップ、その他どのようなことでもお尋ねになりたいことがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。