【連載】2022年度研究インターンシップ参加学生の声(第3回:取り組み)

2022年度に研究インターンシップに参加した学生からいただいた体験談(抜粋、一部改変)を連載して紹介します。

今回は研究インターンシップでの取り組みについてです。取り組んだ内容と取り組みを通じて得たこととして、以下のような声が多かったです。

研究・開発

・実験の結果もふまえ,プロトタイプの設計を行いました.設計の際には,設計要件を満たすことに加え,機構的な工夫によって実現できそうな機能も提案しました.(大阪大学D2)

・なじみのない分野だったため初めは分からないことが多く苦労しましたが、社員の方に助けられながらなんとか研究を進めていきました。実際に商品の動作テストを体験することができたのは非常に良かったと考えています。(京都大学D2)

連携支援

・世界中の遺伝子データが対象のプロジェクトの準備を担いました。社内研究チームの正確かつ迅速なプロジェクトの進行を支援しました。(大阪大学D3)

企業や企業研究の理解

・博士研究で鍛えた読解力や批判的思考力、プログラミングスキルを活かすことができました。学術研究のような手法の新規性を問うより、ビジネスモデルの深堀や、技術手法の安定性、合理合法性などの方が重要視されていると感じました。(筑波大学D2)

・ビジネスはシビアな面もあり、成果をアピールしなければならないが、ものづくりに繋がる研究は面白いと感じ、地道にひたむきに取り組むのは向いていると思った。会社の雰囲気を体感し、誠実でしっかりしていると思った。(九州大学M1)

・学生という立場に甘えず、論理的に意見したことで、自分の立場を理解し、チームで進めていくためのメソッドを学ぶことが出来た。初めての体験に臆せず、そこから得た気づきからさらに発展させることが出来たことは、自分の自信に繋がった。(九州大学M1)

・企業ではタスクを細分化し,他の会社に依頼してタスクを進め,自分にしか取り組めない仕事に全力を注ぐことで仕事の効率化を図っていることを知った.会社の和気あいあいとした雰囲気や、社員さんが抱える悩みなども聞くことができ,非常に興味深かった研究を今までで一番楽しいと感じた.(九州大学M1

働くことへの理解

・働くことへの意識を知ることができた。そのようなことを踏まえ、自分のキャリアについて、どのように歩んでいきたいかを明確にすることができた。また、働く場所についても考えさせられることがあった。(東京工業大学D2)

・始業時間が早く、通勤時間も含めるとさらに早く起床しなければならないため、日々の体調管理に一番苦労した。しかし会社全体として安全意識、健康への配慮が徹底しており、柔軟に対応して頂いた。(九州大学D2)

・自身の専門ではない分野に配属になることもあり、初めは苦労するそうだが、新しい分野の知識を身につけることができるとのことであった。専門の知識が思わぬ場面で活かせることもあり、異分野が担当になることを好意的に捉えている人が多いことが印象に残った。(九州大学M1)

・直接知識を生かせなくても、考え方や物事へのアプローチなど、大学での学びを生かせる部分があることが分かった。現在の専攻に縛られずに業界を選んでいいと思えるようになった。(奈良女子大学M1)

・博士号取得者が企業で研究を行う上で、専門性だけでなく問題解決能力・問題発見能力・リーダーシップ力で役立てることが分かった。(東京工業大学D2)

もっと交流すればよかった、プレゼン力がいる

・反省点:もっと社員の方々と交流すべきこと。色んな人と意見を交換したり、コミュニケーションを取ったりすること。(東京工業大学D1)

・チームメンバーや他の部署の方に考えをお話しする際、専門外の人にもわかりやすい提案をするべきであることが改めて難しいと感じた。逆にディスカッションを通して自分では思いつかなかった観点からの指摘を受けることもあり、集団で仕事をする意義というものを感じた。(九州大学M1)

・研究して成果が出たとしてもそれについてしっかりと説明することができなければ成果が出ていないのと同じということを強く感じることになりました。(九州大学M1)

主体的に行動することとサポートしてくれる環境

・疑問点の質問や進捗確認などで積極的に社員の方々とコミュニケーションを取ることで、受け身ではなく、主体的に行動し、多くのことを吸収することができました。(九州大学M1)

・担当の方と毎日、定例をおこない不明点を積極的に質問・確認することで円滑に研究を進めることができた。報告・連絡・相談の重要性を改めて感じることができた。(九州大学M1)

自身の研究に活かす

・深層学習について、実際にどのように使われて、設計されているかを聞くことができて、自分の研究に活用しようと考えている。コードを他の人にも読みやすくする工夫が施されており、自分の研究でも活用していきたいと思う。(東京工業大学D2)

・自分の研究領域の知識は、実際に研究開発で求められる一方、まだ解明の難しい領域であることを知り、この分野の知識を深めたいというモチベーションにつながりました。(九州大学M1)

・適応先調査の課題活動を体験し、普段から専門外の研究にも興味を持って情報収集する必要性と応用例提案の面白さを学びました。(奈良女子大学M1)

企業研究の現場を体験することで、新しい視点や自身に必要な点を学んだという声や、研究の楽しさ・やりがいを改めて感じたという声がありました。

次回は、研究インターン経験者から後輩へのメッセージについて紹介します。

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